新車完成への道 その2
早朝の大学。今日も新車製作の一日がスタート!
オス型をのせる為の台を作ってみました。(写真左)

台が歪まないようにホームセンターで安く売っていた角材を3mで切り等間隔で4本、その上に表面がきれいな
MDF板をのせました。

台が完成したのでいよいよパーツを組み合わせていきます。(写真右)

今回はエポキシ系樹脂を使用、2液混合タイプなのでよく混ぜ合わせないとつきません!
(9月15日)
ついにアンダーカウルのオス型が完成!
組み上げたオス型を作業台にのせて見ました。 精密な台の平面は出せていませんがそれでも一番たわんでいる所で約1mm程度、これなら製品に影響も少ないかな?

そしてこれからはアッパーカウルのオス型削り出しと同時にアンダーの凹凸修正。 ほんのちょっとのズレ(写真左)を紙ヤスリで修正していきます。(写真中央)

簡単なヤスリがけをするだけでご覧の通り!(写真右) やっぱり機械ってすごいですね〜、これならサフェーサー吹けばパテ修正は要らないかも!?  
(9月19日)
スリッパ、じゃなくて新型車両の一部です。上下の組み合わせも今のところ問題ないですね。
                  (9月19日)
ひっくり返して見ました。かっこいい!
今年の研究メンバーは4人、毎日朝〜夜遅くまで、そりゃ疲れますよねー。。。
ついにアッパーカウルのオス型も完成!みんながんばったのでなんと2日間で出来てしまいました。(写真左)

新型のデザインを早く見たいと言うたくさん?の声に答えるべくついに新型車両の写真を公開!(写真中央、右) 
                                                    
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今年の製作には今までの先輩方のデータ、製作記なども参考になっています。 
 (9月20日)
凹凸修正が終わっていよいよサフェーサー吹き付けの作業へ。(写真左)
シンナーを使うため他の研究の邪魔にならないように夜に作業を行います。

2度塗りをした写真が右。塗っても塗ってもウレタンに吸収されているように見えるのは気のせい??
シンナーの量や硬化剤を変えて試してみたけど結果はどれも同じようなもの。 もしや塗り方?(?-?)  
(9月21日)
白浜大会よりseikei004、seikei006共にSuper Whatt Meter を装備。大会直前に日本自動車研究所を借りてテストを行う際にもいろいろと貴重なデータがとれることでしょう f(◎-◎
パーツとパーツの接合部及び細かな傷を消す為にパテを使って修正。と言っても、1mmもない隙間に塗るだけなので作業は10分で終了!   (9月22)
耐水ペーパーを使って水研ぎ、こんな日に限って外の気温は15℃‥。つい最近まで夜でも暑かったのに(T T)

暗くて分かりにくいですが結構きれいになってます。(写真左)
このあともう一度サフェーサーを薄塗りして水研ぎ、コンパウンドをスポンジバフで磨きこんで
鏡面仕上げをする予定です。
(9月23日)
この次期にしてはちょっとばっかり?空気の冷たい朝。(写真左)今日はすばらしい秋晴れ!

アッパーカウルの水研ぎもやりました。(写真右)

サフェーサーが少し薄かった為に危うく削りすぎるところでしたが無事クリア。ここまでは予定通り、そして大きな問題もナシ!このままきれいなメス型〜新車が出来るといいなー。
(9月23日)
問題ナシと言った途端に。。。
サフェーサーを吹いて表面を研磨してならしてはみたけど、なんかいまいちきれいにならない。サフェーサーがまだ薄かったか(サフェーサー3.2kg)、ウレタンにもともと細かな凹凸があって、その上にサフェーサーを吹いた事とウレタンが思ったより吸収しやすかった為いくら塗っても凹凸が残ってしまったのが原因、と言う結論に。

そこで! もう一度今度は表面の細かな凸凹を埋める感じで塗って、硬化したらうっすらウレタンが見える程度まで削ってみます。
そしてまた研磨してみました。夜だったから表面の状態がわかりにくくて苦労しましたが目で見て手で触ってもどこが凸凹か分からないくらいまでなりました。今回は完璧!?

写真を見ると結構きれいですね〜、手で表面の凹凸を探してたおかげで指先の感覚がものすごくシビアに、この手の感覚に頼ったやり方が意外と効果的。人間の手、恐るべし!  
(9月24日)

ある程度の面を出したら離型用ワックスを塗り付けます。(写真左)
TEAM EPAさんのホームページを参考にワックスを塗ったらすぐにふき取り、2時間おいてこれを4回程繰り返しました。(いつも参考にさせてもらっています!)

ワックスが終わったら
PVAをスポンジで塗っていきます。今回は薄めずに原液で使用、それでも少しはじいてしまうようです。
(9月26日)
PVAのあとはゲルコートを全体に塗っていきます。(写真左) 今回は樹脂に対して硬化促進剤、硬化剤それぞれ1.5%の割合で作ってみました。

ゲルコートが乾いてきたらパテでコーナー処理、今回は
ローピングクロスを細かく切って混ぜ合わせて使いました。パテが固まったらメス型一層目のサフェースマットを張り合わせて位置を確認、きれいに固まるように切れ目を入れて樹脂を塗っていきます。(写真中央、右)
(9月27)
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