ウレタンを使ったオス型製作 (アンダー)
今回期間的な問題等により1立方50kgのウレタンを使用、まず全体にスプレーガンを使ってポリサフェースコートを吹き付けました。 しかしここで最初の問題が、ウレタンが思ったより吸収しやすく2、3回吹いても厚みが出てきません。しかもコンプレッサーが1馬力で容量も足りずに思うようにガンが吹けない状態。。。

そこでポリサフェースコートのスチレンモノマー(シンナーのようなもの?)の量を25%くらいに減らしてハケで厚めに塗っていくことにしました。(スプレー使用時は40%)3kgほど塗ったところで一度面を出して見ることに。ところがここでまたもや問題が。ウレタンが出る寸前まで削っても細かな凹凸が残っているではないですか。

もともとのウレタン表面の細かな凹凸が残っていてこのまま削ってもきれいな面が出ないと言うことで、思い切ってポリサフェースコートの上からポリパテを塗って細かな凹凸ごと埋めてみることに。(ポリパテを塗ったあとは全面緑です)

これを一気に削りある程度きれいな面を出し、もう一度ポリサフェースコートを塗り、水研ぎし直します。

このやり方でなんとかアンダーはオス型が完成しました。
オス型製作 (アッパー)
アンダーのオス型製作の経験を積んでのアッパー側のオス型製作。

今回はまず800g程ポリサフェースコートをハケを使って塗りました。その後一度硬化させて研磨、適当な面を出したらさらにポリサフェースコートを200gに分けて3回、その都度硬化するのを待って600g塗ります。今回も塗りやすくするためにスチレンモノマーを混ぜましたが量は少なめで20〜25%です。

今までポリサフェースコートの色が薄くて吸収されているのか塗れているのか分からなかった為、緑の着色剤を混ぜて塗ってみました。(問題にはならなかったけどパテも緑で着色剤も緑!?まぎらわしい。。。)

完全に硬化したら研磨開始、するとアンダー側の時よりポリサフェースコートの厚みがあって面もでるではないですか!?
水研ぎまで終了すると凹凸も完全に消えアンダーの時よりもきれいなものが出来ました。
使用したサフェーサー、スチレンモノマーは  松村化成 ポリサフェースコート
詳しくはこちらhttp://www2.ocn.ne.jp/~frp/sale.htm
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